外来診療
分娩予約について
当院で出産を予定されている妊婦さんは、紹介状を持参の上で妊娠 12~16 週頃に一度当院を受診していただきますようお願いします。転居による転院や帰省分娩を予定されている妊婦さんも同様に診察予約をお取りする事をお勧めします。
分娩件数増加にともない、地域周産期センターとしての医療水準確保のため分娩制限を行っております。早めの分娩予約をお勧めします。
初めての⽅へ(紹介予約制に関して)
当センターでは地域医療機関との連携強化と機能分化を図り、良質な医療を効率的に提供するために紹介予約制を導入しております。
緊急の場合を除き、初診は原則として地域医療連携室経由で診療予約を取得された上で、紹介状をお持ちになってください。
診療予約の当日は、マイナンバーカードまたは保険証・紹介状・(予約通知書)をお持ちになって紹介状専用受付にお越しください。
検査画像や検査結果をお持ちの方は、紹介状専用受付に提出してください。
紹介状専用受付が終了しましたら、2階の産婦人科受付にお進みください。
ご来院時に
ご持参いただくもの
- 保険証・基礎体温や月経周期のメモなどがあればご持参下さい。
- 母子手帳・補助券・紹介状・検査結果・お薬手帳などをお持ちでしたらご持参下さい。
初診時には今までかかった病気や生理周期などに関して問診票に記載していただいた後に診察(内診)があります。
健診スケジュール
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初期検査(妊娠10週頃まで)
子宮がん検診・血液検査(血算・血液型・梅毒・風疹・HIV・HTLV-1・B型肝炎・C型肝炎・不規則抗体)を行います。血液型に関しては他院で受けられている場合においても医療安全の観点より再検させていただきます。母子手帳交付の際に渡される補助券が使えますので母子手帳も早めに交付してもらいましょう。16週以降は4週ごとのおなかの上からの超音波検査と計測になります。
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4週間ごとに健診
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中期検査(24~28週頃)
24週から28週の間におりもの(クラミジア・細菌)の検査と貧血の検査を行います。この時期より切迫早産の徴候を確認するため経膣超音波検査が始まります。健診間隔は2週間ごとになりますが経腹超音波検査(胎児計測)に関しては妊娠経過に異常のない場合は4週ごとです。
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2週間ごとに健診
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後期検査(34~36週頃)
36週前後に膣分泌培養・心電図・血算・生化学検査・凝固検査などの検査を行います。以降は予定日まで1週間ごとの健診となります。
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1週間ごとに健診
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出産予定⽇
予定日付近に児の健康状態を評価するために超音波検査やNST(ノンストレステスト)を行います。予定日を過ぎると胎盤の働きが低下しますので児の状態を評価するため週に2回の健診となります。41週を越えた場合は入院の上で毎日胎児のモニタリングを行います。自然分娩を原則としていますが、子宮口の開大度・胎児の元気さを評価した上で分娩誘発あるいは帝王切開を提案させていただく場合があります。
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週に2回健診
※双⼦やハイリスク妊娠の⽅は健診間隔が短くなります。